VC2010のカスタムウィザードを作る その2
プロジェクト作成と同時に生成されるファイルの設定から行う。
ファイル構成
ファイル階層はプロジェクト以下に、次のように配置する。
libsフォルダ cppunitフォルダ cppunitのヘッダ郡 cppunitのライブラリ main.cpp SampleClassTest.h SampleClassTest.cpp
このあたりは個人差ありそうだけど、まあ、これは私の好みってことで。
cppunitはヘッダー内で、
#include <cppunit/***.h>
とされているので、cppunitフォルダは必須。
後で「libs」を「追加のインクルードディレクトリ」に追加する。
コピー元ファイルの配置
コピー元となるファイルは、プロジェクト以下の「Templates/1041」フォルダに配置する。
フォルダ階層がそのままコピーされると思えばよいので、
CppUnitプロジェクト以下の配置を想像して配置すればよい。
libs coopunit config extensions ...(略)... AdditionalMessage.h Asserter.h ...(略)... cppunit_dll.dll cppunit_dll.lib cppunitd_dll.dll cppunitd_dll.lib ...(略)... main.cpp SampleClassTest.h SampleClassTest.cpp
こんな感じ。
Templates.infの編集
ファイルの配置ができたら、Templates.infを記述する。
これは単純にファイルを列挙して書く。
main.cpp SampleClassTest.h SampleClassTest.cpp libs\cppunit\cppunit_dll.dll libs\cppunit\cppunit_dll.lib libs\cppunit\cppunitd_dll.dll libs\cppunit\cppunitd_dll.lib libs\cppunit\AdditionalMessage.h ...(略)...
1041フォルダ(Templates.inf?)からの相対パスで書く。
階層になっているファイルは、フォルダも自動的に作成される。
ファイル1個づつに書かなければならないので、結構めんどくさい。
CppUnitの場合80個超える。
なので、私はファイル列挙プログラムを書いて、その出力をコピーした。
スクリプト言語が使える人はそっちのがいいだろう。
空のフォルダも作成できる。
また、デフォルトでreadme.txtが設定されているが、
必要ないので、実ファイル含めて削除した。