Flex SDKのコンパイルでライブラリをリンクする
コンパイラのオプションはいろいろありますが、とりあえずライブラリのリンク方法くらいは知らないと不便なので、その方法だけ調べます。複雑になってきたら設定ファイルにするのが良いんでしょうね。
FlexUnit 4を触る予定でいるので、FlexUnit 4をリンクして、テストランナーを表示することにします。
FlexUnitはこことかここからダウンロードします。FlexUnitは検索をかけるとAdobe Open Sourceがよく引っかかるのですが、公式ページの方が整理されていて使いやすいです。
ファイルの配置は次のような感じですね。
アプリケーションmxml
app.mxmlは次。ダウンロードしたFlexUnit内のサンプルを参考にします。Adobe AIRで実行するので、ApplicationではなくWindowedApplication内に記述します。奇麗に表示するには結構大きめのサイズが必要でした。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <mx:WindowedApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" xmlns:flexUnitUIRunner="http://www.adobe.com/2009/flexUnitUIRunner" width="980" height="580"> <flexUnitUIRunner:TestRunnerBase width="100%" height="100%" /> </mx:WindowedApplication>
コンパイルと実行
ライブラリをリンクするために「library-path」オプションを利用します。デフォルトの設定があるので、追加する意味で「+=」を使います。ディレクトリのパスを指定してやれば、まとめてリンクしてくれるみたいですね。
$ amxmlc -library-path+=libs app.mxml
コンパイルが通って、swfが生成されました。では、実行をば。
$ adl app-desc.xml
表示されました。