ARMとMozc
Linuxはいつも英語でインストールした後に日本語入力環境を整えていて、最近はMozcを使っています。PandaBoard ESのUbuntu 11.10でもこの手順をふもうと思ったのですが、ARM版がaptに無いみたいだったので、自前でビルドしてインストールしました。
公式の手順はシンプルに書かれていて分かりやすいのですが、多少詰まった部分があるので、メモ書いておきます。
ドキュメントを順番によんでいくと、依存パッケージのインストール、ソースの取得、コンパイルと手順が進みますが、UbuntuではDebianパッケージを作ってしまう方が手っ取り早いので、途中をすっとばして、
- 依存パッケージのインストール
- Debianパッケージの作成
- インストール
といった順序にドキュメントを読み進めればインストールできます。
Unmet build dependencies
初期にやったときは次のエラーが出ました。エラーを読まずに検索に走ったせいで解決が大変だったんですが、「google-mock」が足りないよってことらしいので、aptでgoogle-mockを入れることで解決できます。
... dpkg-buildpackage: host architecture armel dpkg-checkbuilddeps: Unmet build dependencies: google-mock dpkg-buildpackage: warning: Build dependencies/conflicts unsatisfied; aborting. dpkg-buildpackage: warning: (Use -d flag to override.) debuild: fatal error at line 1348: dpkg-buildpackage -rfakeroot -D -us -uc -b failed ...
改めてドキュメントを見ると、google-mockのインストールが手順に書いてあるんですよね。読み飛ばしたかなぁ。まあ、この手のは他の場面でも出くわしそうなので、備忘としてメモっときます。