rubyをビルドしてインストール
環境はCentOS 6.3 64bit。
とりあえずgccが必要です。
$ sudo yum install gcc
rubyは1.9からgemが統合されていますが、gemを動作させるのにyamlが必要で、ビルドをする前にシステムにインストールしておく必要があります。
libyamlはEPELにあるため、yumから入れる場合はEPELリポジトリの登録が必要になります。EPELの元のURLがイマイチ分かり辛いんですが、fedoraのwikiからたどるのが正しそうです。epel-releaseのURLを調べて、rpmに食わせます。
$ sudo rpm -Uvh http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/epel/6/i386/epel-release-6-7.noarch.rpm
あとは普通にyumからインストールできます。
$ sudo yum install libyaml-devel
rubyはrubyのサイトからURLを調べて、ソースコードをDLします。リンクはftpになっていますが、httpでも問題ないので、ftpにアクセスできない場合はhttpを使います。
$ wget http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.3-p286.tar.bz2 $ tar jxf ruby-1.9.3-p286.tar.bz2 $ cd ruby-1.9.3-p286 $ ./configure --prefix=/usr/ $ make $ sudo make install
それぞれバージョンを表示してみて(特にgem)で警告などが出なければインストール完了です。
$ ruby -v ruby 1.9.3p286 (2012-10-12) [x86_64-linux] $ gem -v 1.8.23