kkAyatakaのメモ帳。

誰かの役に立つかもしれない備忘録。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Boost.Logはとりあえずこう使ってみる。

これまでの記事でいろいろ書いてきましたが、全部まとめて、とりあえずこんな設定で使ってみようと思っています。問題が出たらつどつど。 コンソールに出力する Visual Studioに出力する ファイルに出力する ログファイルはローテーションの設定をする 日付…

Boost 1.54.0のLogをMac 10.7 (Xcode 4)でつかう。

10.8、10.9でもXcode 4系なら多分同じ。注意点は2つ clangでビルドする dylibを使う clangでビルド 環境は次の通り 10.7.5 Xcode 4.6.3 clang (Apple LLVM version 4.2 (clang-425.0.28) (based on LLVM 3.2svn) GCC(引数指定無し)でビルドすると、途中で失…

Boost.Logでファイルに出力する

Log出力するならやっぱりファイルに出力したいので、ファイル出力の設定をします。Log用のライブラリを使うなら、ログローテーションを活用しない手は無いですね。出力用のbackendはtext_file_backendになるので、既定どおりbackend -> sink -> loggerに設定…

Boost.Logのtext_ostream_backend

BOOST_LOG_TRIVIALは何の設定も無くログをコンソールに出力できますが、新しいbackend(のためのsink)を設定すると出力されなくなります。これでは少し都合が悪いので、自前でコンソール用のbackend(sink)を用意します。ストリームへの出力なので、次を使いま…

Boost.Logの出力をVisual Studioの出力に表示する

Win APIのOutputDebugStringを使用することで、Visual Studioの出力ウィンドウにログを表示することができます。Boost.Logでは同様の機能を持った、専用のbackendが標準で用意されているので、それを利用することで、Boost.Logの出力をVS上に表示することが…

Boost.Logを使う。

Boost 1.54.0からLogが入ったので使ってみました。ログの取り回しは、とりあえずグローバルに1つあればよいので、Boost.Logのチュートリアルにあるように、TRIVIALを使っていきます。 BOOST_LOG_TRIVIAL チュートリアルほぼまんまですが。レベルでフィルタわ…

BoostのMac用dylibのビルドで、install_nameを変更する

b2の引数等いろいろ調べたり試したりしたけど、ダメで、結局*.jamファイルを変更した。 Mac OS X 10.7.5 boost 1.54.0 Xcode 4.6.3 (Apple LLVM 4.2) Boost.Logを使おうと思ったところ、どうにもMacはstaticライブラリが使えないようで...Macでsharedライブ…