Cygwinのapt-cyg
apt-cygはCygwinでのパッケージ管理をapt-getライクに行えるので重宝します*1*2。setup.exeからのインストールは検索がもたつくので快適でないし、作業はできるだけターミナルで完結したいもの。setup.exeの管理も面倒です。
準備
apt-cygに必要なパッケージをあらかじめ入れておく必要があります。こればっかりはsetup.exeから入れます。
事前にインストールするのは次の5つ。
- subversion (apt-cygのインストール用)
- wget
- tar
- gawk
- bzip2
setup.exe (1.17.18)のデフォルト設定だとインストールされないものがあるので、確認が必要です。svnはapt-cyg自体のインストールに必要で、それ以外はapt-cygの動作に必要です。
apt-cygはシェルスクリプトなので、インストール後にviなどで開くと、必要なパッケージを確認することができます。パッケージが足りない場合は、実行時にエラーになるようです。
インストール
インストール方法は公式の手順にしたがいます。
svnでもってきて、実行権限を付与します。
$ svn --force export http://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/ /bin/ $ chmod +x /bin/apt-cyg
設定は以上です。後はapt-getのように呼び出せば、パッケージのインストールなどが行えます。
$ apt-cyg install git
*1:2013-09-12追記:Cygwinのサイトの構成が変わって、apt-cygを調整しないと、動作しないようになりました(apt-cygの調整)
*2:2013-11-16追記:xzファイルへの対応も必要なようです(apt-cygの調整 その2)